2021-07-06 散歩道 イチョウと水面の光と紅葉 詩 バス停がイチョウ並木になっていた 目が覚める思いがする その鮮やかな黄色に キラキラと陽を浴びて光るものに どうしてこんなに惹かれるのだろうか 光とは不思議だ 橋の上から水面を眺めると 滝の辺りがキラキラと眩しい程光っている 思わず目を細め目を伸びる光を楽しんだ 水音が心地いい 心の波長をゆっくりと静かにしてくれる音だ 丸くて黄色い光る陽の形は 何だか温かい食べ物みたいに見えた モミジの紅い色は温かくて風情がある 中世の短歌を思い出して詩を詠みたくなる色だ 少し足を伸ばしただけで新しい発見に次々出会う 自然が演出する四季の景色 こんな風景の中に僕は住みたい