静悟の文学的空間

小説、読書感想、宮座賢治などについてのブログ

日記兼読書感想 2021/07/07

こんばんわ、静悟です。今日は予定通り、雨の中図書館へ行ってきました。図書館空いてました。やっぱり雨の日は皆外出したくないのでしょうか。しかし帰りのバスは滅茶苦茶混んでいて、こんなに混んでたのは初めてじゃないかってくらい混んでました。

 

今日借りてきたのは3冊。アンデルセン童話集1巻と、千夜一夜物語と、はてしない物語。最初に読んだのは、はてしない物語だったのですが、正直好みじゃなかったので、数ページで読むのは止めにしてしまいました。よって、他の2冊を家では主に読んでました。アンデルセンは最初のおやゆび姫の話が一番気に入りました。王道のストーリーですよね。不幸な境遇の女の子が色々苦労したあげく、最終的には王子様とハッピーエンドになるという。おやゆび姫の場合は王様だったでしょうか。こういう救いがある話は好きです。

 

童話が好きだなあと最近は思っているのですが、やっぱり賢治の銀河鉄道の夜より好きな童話にはめぐり逢いません。やっぱり賢治こそ至高の才能の持ち主だなあと改めて最近思っています。色んな本を読んで勉強する毎に賢治の凄さが再認識されてゆくような感じ。ところで、あとがきで知りましたがアンデルセンも結構大変な人生だったようですね。非常に貧しい家の生まれで、父は早く亡くしてしまって、15歳で演劇に興味があって故郷を離れたとか。元々は作家を志していた訳ではなかったんですね。でもお母さんはアンデルセンを誇りに思っていて、アンデルセンも母を大切に思っていたとか。その辺りは羨ましいと思いました。

 

千夜一夜物語は正直西洋の文学の方がまだ馴染めるかなあと思って、そのうち読むのやめるかもしれませんが、今日のところは、本の最初の何ページかは読みました。まだ検討中です。

 

帰ってきてからはそんな感じだったのですが、図書館では武者小路実篤の全集をひたすら読んでました。といっても、3時間程度ですが。タイトルは忘れてしまったのですが、鶴という女性に主人公が恋慕している話だったと思います。それと友情も少しだけ読みました。図書館には文学全集が必ず置いてあるから、便利ですよね。ひとまずは、それらを読んでいこうと思っています。

 

童話もいいけど、文学もそれはそれでいいものです。後、文学以外の芸術にも興味があって、今日はちょっとだけ美術の本も読んでました。モネとかルノワールとかゴッホとかをまとめた、美術の歴史みたいな本です。正直絵に関してはまだまだ何も知らないのですが、今後もっと勉強していけたらと思います。

 

今日は帰り道のバスでかなり疲労してしまったみたいです。HSPは人混みに弱いということでしょうか。それでは、今日はこの辺りにしたいと思います。おやすみなさい。