静悟の文学的空間

小説、読書感想、宮座賢治などについてのブログ

日記 雨だから家で本を読む1日

こんばんわ、静悟です。今日は一日天気が悪く、家で本を読んでました。昨日届いたエンデのモモとホリスター・ランドさんの、知りたいけど、聞くのが怖かった「死後」に関する62のこと、という本の続きです。

 

まず朝目覚めて食料が無かったので買い物に行きました。そして、パンとヨーグルトとリンゴと卵焼きの朝食を摂りました。それから何度か散歩に外出した以外はひたすらモモを読んでいたので、後3分の一くらいでしょうか。意外に時間がかかりました。今日一日あったら読み終えられるかなーと昨日の段階では思っていたのですが。最近童話が面白いと思って、モモを読み始めたのですが、この作品で一番興味深いなと思える点はやっぱりモモという女の子のキャラクターです。モモは特別知恵に長けている訳でも、歌が上手い訳でも、魔法が使える訳でもない。ただ相手の話を聞くのが凄く上手かっただけ。モモ相手に話していると、自分でも気が付かなかった自分の中の物語に気づく事ができる。自分がこの世にたった一人しかいない、大切な存在何だと思えてくる。確かにこれって凄く素晴らしいことで、凄い才能なんだと思います。河合俊雄先生の本にも書かれていましたが、現代の聞き上手の人っていうとカウンセラーが思い浮かびますよね。僕はカウセリングには数回しか行ったことがないのでよくは知らないのですが、モモみたいな人がカウンセラーだったら行ってみたいかなって思います。なかなかモモ程の才能を持った人は珍しいかもしれませんが。聞き上手と言えば、昔どこかで河合隼雄がタクシーに乗ったら運転手が人生を語りだすっていう話を聞いた気がします。本当かどうかはわかりませんが、彼ほどの天才ならありそうな話ですよね。このモモを読んでいて、聞くのが上手いって、本当に素晴らしい才能なんだなあと思います。

 

ところでもう一つの方の本、死後に関する62のことの方の本はまだ最初らへんまでしか読めてない。でも本屋で見かけて、結構面白そうだったので、後でネットで注文したのですが、著者自身が霊能者なのかな?まず一番最初の基礎編では主に来世に関して書かれてました。来世では物理的制約が消える、来世では思考が現実化するとか。本当かどうかは勿論僕には分からないのですが、ここまで読んだ限りでは、来世って何だか楽しそうだなあと思っています。明日また続きを読みたい。

 

今日は雨だったから散歩もあまり出来なくて、もうちょっと外出したかったのですが、明日は遠方の方の図書館まで出来たら行きたいとは思っています。だけど明日も天気怪しいみたいなので、行けるかわかりません。という訳で今日はこんな感じの1日でした。