静悟の文学的空間

小説、読書感想、宮座賢治などについてのブログ

一日の始まり

鴨川の橋の上で遠くの山や頭上の雲達を眺める

日によって違う陽の光

彼等が醸し出す自然の芸術に

歩き疲れた身体を休ませながら立ち止まって見惚れる

今日もいい日になるといいなと思いながら

僕は帰路に着くのだった

適度な徒歩によって目覚めた身体をゆっくりと煎れた紅茶で完全に覚醒する

健康な身体であることに感謝を

自由な境遇であることに感謝を

美味しい食事が摂れて、本が読めることに感謝を

どこから来てどこにたどり着くのか今はまだ分からくても良い

ただこうして今在る事に僕は喜びを感じるのだった